初めてジャズ公演を選ぶとき、演奏者の名前だけで自分の好みに合うかを見極めるのは簡単ではありません。まずは、歌声をじっくり聴きたいのか、知っている曲が新しいアレンジに生まれ変わる瞬間が好きなのか、たくさんの楽器が一緒に生み出す大きなサウンドが気になるのかを思い浮かべてみてください。11~12月にソウルで開かれる5つの公演を、ボーカル、コラボレーション、トリオ、ジャズオーケストラという異なる入り口から集めました。有名だからという理由だけで順位をつけるのではなく、一緒に行く人と聴きたい音楽をまず考えられるリストです。
ステイシー・ケントとダイアナ・クラールは、それぞれの歌声でジャズを届ける来韓ステージです。ペク・イェリン×ユン・ソクチョルはおなじみのポップスとジャズの解釈が出会う合同公演で、立石一海トリオはジブリ音楽を出発点にしています。クリスマス・ジャズ・ナイトはキャロルやミュージカル・映画のOSTをオーケストラ編成で取り上げます。このように同じ「ジャズ」という言葉の中でも聴く体験が異なるため、各項目には出演の性格や公演時間、実際に開催される日付を分けて記しました。
ステイシー・ケント来韓公演 〈A time for love〉
ステイシー・ケント来韓公演〈A time for love〉
ステイシー・ケントの歌声を中心にジャズボーカルを聴いてみたい方におすすめの来韓公演です。〈A time for love〉というタイトルで、11月19日(木)午後7時30分、LGアートセンター・ソウルのLG SIGNATUREホールのステージに立ちます。ジブリやキャロルのように特定のテーマのなじみある曲から選ぶ方法とは違い、一人のボーカリストの声色や歌を紡ぐ呼吸を公演全体で味わえる選択肢です。
上演時間はインターミッションなしの80分と案内されています。一般価格はA席66,000ウォンからVIP席121,000ウォンまでで、会場の公式基準は8歳以上、2019年生まれからです。OP1~OP3列は段差のない座席だという別途の案内があるため、近さと前の人による見え方の違いをあわせて考えて選ぶのがよいでしょう。会場はマゴクにあるLGアートセンター・ソウルなので、以前のヨクサムの劇場と混同しないよう住所を確認してください。
SJF at the Theater 2026 — Diana Krall
ダイアナ・クラールは、歌とピアノを一緒に聴かせてくれるジャズミュージシャンです。今回の来韓は11月22日(日)午後6時、世宗文化会館大劇場で開かれる〈SJF at the Theater〉のステージで、ボーカルだけでなくピアノと歌が一人の表現の中でつながる公演に興味のある方はチェックしてみる価値があります。ステイシー・ケントの公演と同じ週に開かれるので、日程やアーティストの音楽を比べて選べます。
公式のオープン案内に記載された上演時間は75分、入場は小学生以上です。VIP席165,000ウォンからB席99,000ウォンまで、座席等級によって価格が異なります。同じシリーズには複数のアーティストが参加しますが、この項目はダイアナ・クラールの11月22日の回を指しています。別の日の出演者が一緒に登場する合同ステージだと思わず、自分が選んだ日付と公演タイトルが一致しているかを予約履歴で確認するとよいでしょう。
SJF at the Theater 2026 — ペク・イェリン×ユン・ソクチョル
ペク・イェリンの歌を、ユン・ソクチョルのジャズ解釈とともに聴く合同ステージです。2人は以前からアレンジやフィーチャリングなどで音楽的な交流を続けてきており、今回の公演ではジャズカバーやジャズで再解釈した代表曲を紹介する方向だと案内されています。好きなポップスからジャズへと興味を広げてみたい方や、聴き慣れた歌声が別の演奏と出会ったときに生まれる変化を聴きたい方にぴったりの出発点です。
世宗文化会館大劇場で、11月17日(火)午後8時と21日(土)午後7時の2回開かれます。期間表記の2つの日付の間に毎日公演があるわけではありません。追加された17日の回を含めて日程を比べられ、上演時間は80分の予定でインターミッションはありません。小学生以上が入場可能で、一般価格は99,000~154,000ウォンです。土曜の夜と平日の遅めの開演のうち、同行者の移動や帰宅時間に合うほうを選んでみてください。
立石一海トリオ — ジブリ、ジャズに出会う(ソウル)
ジャズを初めて聴く人と一緒なら、すでに知っているメロディーがよい道しるべになります。立石一海トリオの〈ジブリ、ジャズに出会う〉は、アニメーション音楽をジャズアレンジで表現し、原曲で覚えていた雰囲気と演奏が変わる部分を比べながら聴くのにぴったりの公演です。大きなオーケストラ編成よりも、トリオの中で3人の演奏者が呼吸をやり取りするスタイルに注目して鑑賞してみてください。
ソウルの永登浦アートホール公演は12月22日午後7時30分です。満7歳以上が観覧でき、100分間休憩なしで続きます。座席はVIP席88,000ウォン、R席77,000ウォン、S席66,000ウォンと案内されています。ツアーには別のクリスマスプログラムもあるため、キャロル中心の公演を探しているならこの回と区別する必要があります。ジブリ音楽を聴きたい同行者なのかを先に確認しておけば、同じ演奏者の別の公演を誤って予約することを防げます。
クリスマス・ジャズナイト:ブロードウェイ to ハリウッド
クリスマス・ジャズ・ナイト:ブロードウェイ to ハリウッド
ジャズオーケストラのサウンドは気になるけれど、知らない曲ばかり続くのではとためらっていたなら、キャロルやミュージカル・映画のOSTを組み合わせたこの公演を比べてみてください。〈ブロードウェイ to ハリウッド〉をテーマに、おなじみのメロディーを新たにアレンジするステージです。トリオの対話を聴く公演とはまた違い、たくさんの楽器が溶け合う大編成と即興演奏の中でリズムの変化を楽しめる、クリスマスイブの選択肢です。
12月24日午後7時30分に光林アートセンター チャンチョンホールで開演し、100分間途中休憩なしで行われます。7歳以上が観覧でき、VIP席79,000ウォン、R席69,000ウォンです。公式案内には人数別のパッケージ割引もあるので、複数人で行くなら適用条件と一部キャンセルの制限もあわせて比べてください。原曲をそのまま再現するステージというより、おなじみの音楽がジャズの中で変わっていく過程を一緒に楽しめる同行者と選ぶとよいでしょう。
歌詞や歌声にまず心が動くなら、ボーカル公演2本を比べてみましょう。好きな歌手の音楽が変わっていく過程が気になるなら、ペク・イェリンとユン・ソクチョルのコラボレーションをチェックしてみてください。ジブリの旋律をすでによく知っているなら、トリオ公演でアレンジの違いを見つける楽しさがあります。クリスマスイブの雰囲気と、たくさんの楽器が溶け合うサウンドを求めるなら、ジャズ・ナイトがまた違う方向を示してくれます。
ジャズに詳しくなければ楽しめないわけではありませんが、公演時間と開演時刻は実際に選ぶうえでかなり重要です。平日夜のスケジュールと帰りのルートを合わせ、ペク・イェリン×ユン・ソクチョルは11月17日と21日の2日間だけの開催である点を覚えておいてください。普段よく聴く曲だけを待つのではなく、初めて出会う旋律や即興演奏の変化にも耳を傾けてみてください。
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